ジュンスカとユニコーン
僕が中学生の頃、1989年は空前のバンドブーム真っ只中だった。
「バンドやろうぜ」「GIGS」等の音楽雑誌も沢山登場したのもこの頃。
学校の僕より少し上のお兄さんお姉さん達は、
その少し前に既に解散していたBOØWYをはじめ、
「リンダ リンダ」「TRAIN-TRAIN」のTHE BLUE HEARTS、
「DEAR FRIENDS」のPERSONZ、「GLORIA」のZIGGYを聴いている人が多かった。
そして、
僕らの学年で絶大な人気だったのが
「歩いていこう」を知らない人なんていないんじゃないかって位の人気曲で、
学祭ではジュンスカのコピバンだらけなんて時期もありました。
レスポールカスタムをかき鳴らすギタリストの森純太に憧れてギターを始めた人も沢山いました!
そのジュンスカと1.2を争うほどに人気があったのは、
初のシングル曲「大迷惑」で大ブレイク!
この頃の奥田民生は美少年ボーカルと言われていました。
同じく容姿端麗なベーシストのEBIさんもいた為か女性人気が凄かった。
当時の中高生の人気を2分するといっても過言ではなかったジュンスカとユニコーンですが、お互いの交流もあったらしく、NHKで放送されたクリスマスの音楽特番では何とジョイント!
僕も当時の10代の例に漏れず両バンドが大好きな時期がありました。
ジュンスカは【青春パンク】と称されていたように、その真っすぐな歌詞と音楽は10代の少年の心の友でした。
ユニコーンはジュンスカより屈折しているというか(笑)、【大人の世界ってこんなのもあるぜ】というのをセンスとユーモアを織り交ぜながら魅せてくれるバンドで、憧れをもって聴いていましたね。。